Takahashi-Kogei NEWS

Ippukubox専用”あずま袋”のお話

2020年10月7日 - takahashi-kogei

RENEW限定デザインは“あずま袋”がついてくる!


こんにちは。高橋工芸の高橋みゆきです。

Ippukubox RENEW限定デザイン、みなさまチェックしていただいておりますでしょうか?
この商品は、日本最大のものづくりイベントRENEWの開催に合わせて数量限定で製作した特別バージョンのIppukuboxです。

---RENEWとは?→https://renew-fukui.com/
---RENEW限定デザインのお話(過去コラム)→https://o-takahashikogei.com/news/828/

今日は、この限定デザインにセットになっている、Ippukuboxの収納袋「あずま袋」について書いて行こうと思います。

「収納袋をつくろう」


Ippukuboxが発売してから、お客様から様々なご意見をいただきました。

その中に、「Ippukuboxを収納できる袋がないか」という声が。
蓋が固定できるタイプではないので、蓋が外れないように固定できるようなものがあると嬉しいというお話でした。

そんなお声もあり、Ippukubox限定デザインには専用の収納袋をセットにすることに。

Ippukubox × KATA +


あずま袋の制作はハンドメイド作家のKATA +さんにお願いをしています。
昔からものづくりが好きで、今は帆布を使ったバッグやポーチなどを制作されている作家さんです。

元々、インスタグラムで作品を拝見していたのですが、Ippukuboxの収納袋を作るにあたってご縁があり、制作いただけることに(!)


KATA +さんの素敵な作品たちはインスタグラムからチェックです〜
https://www.instagram.com/kata.plus.canvas/


KATA +さんが扱うのは帆布生地のみ

“とにかく丈夫で、カラフルで、ハリっとしていて、佇まいが気持ちいい!”

そんなところが魅力だそうです。
確かに他の生地と比べても生地の主役感が強いですよね!

Ippukubxあずま袋の誕生まで


当初より私たちがイメージしていたのが、
“風呂敷のようにIppukuboxを包む形状の袋”でした。

そこで、KATA +さんよりご提案いただいたのが「あずま袋」

あずま袋とは、、
風呂敷文化が根付いていた江戸時代に、西洋の鞄を見た江戸庶民が
「なんなんあれ、めっちゃええやん!」(なぜ関西弁)
と思い、真似して2枚の風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて袋状にしたものが始まりだそうです。
あずま(東)の方で作られた袋だから「あずま袋」なんですね〜。

最初に試作品を見たとき、見た目は風呂敷のようでイメージ通り!
形が袋になっているので、上からストン、と入れて上を結ぶだけで誰でもきれいに包んで収納できます。

帆布の色はたくさんあって、迷いました、、
部屋に馴染むナチュラルカラーか、2色使ってバイカラーにするか、など、、

色々と迷った結果、限定デザインの箱に合うのが一番良いよね!ということで、
潔く赤一色!にさせていただきました。
お部屋に置いても、持ち歩いても、パッ!とアクセントになるカラーです。

さらに、
お茶碗を包む布も収納袋と同じ帆布で作っていただきました。

お茶碗をしまう時も、広げる時もこれはテンション上がります〜〜!

KATA +さんに聞いてみた!


布物をオーダーするのが初めてだった私たち、、
右も左も分からない私たちのために色々と丁寧にご説明いただき、形にしてくださったKATA +さん。

今回はそんなKATA +さんにインタビューを決行!
Ippukuboxのあずま袋の工夫した点など、気になっていたことを聞いてみました。

Ippukuboxのあずま袋を制作するに当たって工夫した点を教えてください。
-------
立方体を包み込むようなコンパクトなあずま袋ですが、通常とは違い、入れ口部分に切れ目をいれて出し入れしやすいように工夫しました。

今回のようにオーダーを受けて商品を作る際に心がけていることはありますか?
-------
お客様に喜んでいただけるように、ひとつひとつ丁寧に制作しています。

帆布を扱う上で大変なこと、工夫が必要なことはありますか?
-------
帆布はハリがあり厚めの生地なので、生地に折り目が付かないようにできるだけロール状にして保管しています。また、裁断も縫製も大変です。同じ工程をし続けないようにして体の負担も軽減しています。

見ているだけで楽しくなるKATA +さんの作品

今回は赤1色になりましたが、KATA +さんの作品は布と布との組み合わせがカラフルなデザインが印象的です。どうやって組み合わせを決めているのですか?(色合わせの秘訣などあれば。。)
-------
色合わせは、季節やその時の気分に合わせて直感で選んでいます。また、イベント時であればそのイベントのテーマなどに沿って制作します。

最後に、、個人的にも気になっていた質問を、、笑

一般のユーザーからのオーダーは受け付けていますか?
-------
色の組み合わせをお客様に選んで頂くセミオーダーを受け付けています。
(形指定のフルオーダーは要相談になります)

とのことでした(!)セミオーダー可能なんですね〜
気になる方は一度KATA +さんまでお問い合わせください。

一口に「ものづくり」と言っても扱う素材から対象となるユーザーまで多種多様です。
でも、使っていただくお客様のことを思い、素材に向き合って制作する、という点は共通している点なのだな、と思いました。
お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。

KATA +(カタプラス)
ホームページ:https://www.kata-plus.com
インスタグラム:https://www.instagram.com/kata.plus.canvas/

あずま袋付きの特別なIppukuboxは、RENEWの開催期間中RENEWストアにて限定販売!
あと2日!もう、すぐ、そこ!

発売期間:2020年10月9日(金)0:00〜11日(日)23:59
RENEWストア:https://renew-fukui.com/online-renew-store/

気になる方は、10月9日スタンバイを!数量限定です!

レギュラー商品のIppukuboxは絶賛発売中です〜〜〜〜!

ご購入はこちらから
高橋工芸 official shop
https://takahashikg.official.ec

Ippukuboxの詳しい情報はこちら
https://o-takahashikogei.com/ippukubox-maccha/


writing/高橋 みゆき miyuki takahashi
高橋工芸 商品企画担当。1990年9月18日生まれ。福井県越前市出身、鯖江市在住。
京都嵯峨美術大学卒、大阪の絵具メーカーにて企画・プロモーションを経験後、結婚を機に福井にUターン。山が好き。


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