Takahashi-Kogei NEWS

Ippukuboyってなんぞや

2020年6月19日 - takahashi-kogei

デザインのこととかよく分からんけど


こんにちは。高橋工芸で商品企画を担当しております。高橋みゆきです。
今日はIppukuboxの箱のデザインについて書こうと思います。

左からピンク・グリーン・ホワイト

こちらがIppukubox
まずはサイズ感について。
当初から“女性が両手で抱えて持つくらいのサイズ”という構想がありました。
理由は、小さい=可愛いというイメージを持たせたいということと、棚の中や上に置いた時にスッキリ入って邪魔にならないサイズにしたいということです。
日本の棚は奥行きが30センチ〜40センチくらいのものが多いのでそこに仕舞われるイメージで考えました。
中に入れる道具のこと、道具の出し入れのことも考え最終的に15センチの立方体になりました。

Ippukuboxグリーンの乱


二等辺三角形が角に散りばめられたようなデザインにしています。
バイカラーにすることは最初から決定していて、木地のところと塗りのところを一つの商品にして不完全なのに商品として完全に出来上がっているという不均等さを表現してします。
簡単にいうと、塗り残しっぽいのに完成品として見えるってことです。
三角の部分が決まった数字になっているのも不均等なのに均等に見える秘密です。

グリーンの色味については、まずはインテリアに馴染むことを考えました。
インテリアグリーンのような色だけど、そんなに緑を主張しないように、、と考えながら絵具を調色して、それに合わせて塗料屋さんに作っていただきました。

通常ならパンドンやDICのカラーチップで好みの色を選ぶのでしょうが、前職で絵具の色をつくっていたので、自分で調色した方が早いと思い、、自己流のやり方です。

“Ippukuboy”のタイトル回収は次ページに→


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です